統一教会の2世の青春
華南@9/27 ZINEフェス福岡@richangjiluhk

私の中学時代一番仲良かった子が統一教会の2世の子だったけど生活は困窮を極めてたよ。三人姉妹で五人家族なのに一部屋しかない築50年越えのアパートにぎゅうぎゅうで暮らしてて、お父さんは協会の健康食品販売会社で、給料まじ安くてそこから献金してた。
あの山上の事件が起きた時統一教会と戦ってる弁護士の人が「この本が一冊2000万円ですよ!」と掲げた2000万円の本があの子の家には2冊あった。全く同じものが2冊もね。
あの4000万円がどこから出た金か知らんけど、あの4000万円あれば彼女たちはあんな極貧生活しなくて良かったんじゃないかなと思うとやるせないし、何より信仰心を持てなかった彼女は、その後自分のアイデンティティとか自我を確立させるためにかなり遠回りを強いられてて、本当に苦しそうだった。
合同結婚で生まれた彼女は教会を否定したら自分が生まれたことも否定することになるんだからそりゃ当たり前だよ。本当にとんでもないものを背負わせてる。
すごく努力家だった彼女は自分の力で大学進学して自立して家族と距離を置いて暮らしてるけど、山上の事件がきっかけで統一教会が世間からバッシングされたことで家族は「迫害されても信仰を貫く試練が今ここにある!」みたいなノリでさらにしんどいって話してたな。
だけど彼女がまだ良かったのは彼女の家にマジで金がなかった上に両親の収入が低かったことなんだってさ。彼女の教会仲間には両親が医者で世帯年収四千万超えるのにその全てを献金してしまうからその子の学費なんて残ってなくてでも収入があるもんだからあらゆる救いの手にアクセスできなかったらしい
進学だけじゃなくて、みんなで行く夏祭りに「お小遣いが出ないからいけない」とかみんなが浴衣を着てるのに「お金がないから浴衣は着れない」って1人だけジーパンで来るしかなかったりとか、部活でレギュラーになったのに遠征費が出せないから辞退させられたり本当に可哀想な場面がたくさんあった。
子供にそんな小さな我慢や未来を握りつぶすような大きなことまで強いて、捻出した金が2000万円の本になるんだ。そしてその2000万円で韓鶴子や文鮮明は豪邸を建てて、政治家に送るために何百万何千万円とする宝石を買ったんだ。
あまりにも馬鹿にしてるし酷すぎる話だろ?
※転載以上