サウジ皇太子が訪日をドタキャン、APECに参加
日本にとって最大の原油の調達先、中東サウジアラビア
サウジのムハンマド皇太子さんと、UAEのムハンマド大統領さん。中東は、ダブルでムハンマドさんが並びます。
我が国は、石油の輸入を中東に依存しております。特にサウジアラビアとUAEを合わせて7割を占めます。
中東の産油国は良くも悪くも専制君主制ですから、王さまのご意向一つで石油の輸入がとまることもあります。喧嘩を売ってはいけない相手です。もし革命でもあったら石油の輸入ができなくなる可能性もあるので、革命も勘弁してほしい。
サウジアラビア皇太子 来日の日程を再調整 フォーラムも中止に
NHK サウジアラビア皇太子 来日の日程を再調整 フォーラムも中止に
2022年11月19日 6時59分
日本にとって最大の原油の調達先、中東サウジアラビアのムハンマド皇太子が19日にも来日する予定でしたが、日程が再調整されることになりました。
サウジアラビアで政治の実権を握るムハンマド皇太子は、アジアを歴訪中で、19日にも3年ぶりに日本を訪問し、滞在中に岸田総理大臣とも会談する予定で調整が進められてきました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221119/k10013896781000.html
・サウジ皇太子が19日にも来日する予定だったが中止。キッシーとの会談も中止。
・サウジ側からの要請で、来日の日程は再調整。
・日サウジの経済フォーラムや覚書の調印も用意されているのに、皇太子は軽々とドタキャン。
凄い人だなと思う。
韓国訪問もブッチするはずだったけど、「韓国から使節団」が行って交渉した結果、皇太子の訪韓が実現したらしい。帰り際に、専用機にお土産があるから、それを配るようにと指示されたそうな。「何か」に感動されたのかもしれない。
機嫌悪そう。いつもにっこり笑ってるけど、これが地なのかもしれない。
فيديو اليوم 🇸🇦❤️ pic.twitter.com/T0JJvu3dNJ
— Gorgeous (@gorgeous4ew) November 16, 2022
指をポキポキ鳴らしています。東京リベンジャーズ風に言うと、ボコるぞテメエ、でしょうか。
怒らせたらダメだぞ。この御仁はキレると怖いぞ。気軽に「石油ショック」や「抱き付き心中」ができる人だぞ。
左が皇太子さん。右がサウジ王家の初代さん。孫と祖父の関係ですが、遺伝子は凄い、めっちゃ似ておわす。
初代さんは、アラビア半島のほぼ8割を統一。身長2mごえの怪力怪人。お妃は300人、お子様は100人。趣味は戦闘と狩猟。古色蒼然とした英雄だけど、チャーチル卿とは2歳しか違わない。
20世紀は、世界中の民族が合流した面白い時代でした。
カショギ事件に関して、ムハンマド皇太子の首相就任を理由に免責
https://cnn.co.jp/usa/35196303.html
「バイデン政権は、殺害された記者カショギ氏の婚約者がサウジの皇太子などを相手取って起こした訴訟で、皇太子に免責が与えられるべきだとの判断を示した。皇太子が首相に就任し、外国政府の長に該当するため免責の対象になるという」
以上
アメリカさまが、カショギ事件に関して、ムハンマド皇太子が首相になったことを理由に免責するそうな。
シンプルに、石油が欲しいのだと思うし、アメリカ経済が死にかけているし、グレートリセットが失敗したし、ロシア・プーチンにも勝てななかったし、ウクライナとロシアの停戦が近いからかもしれない。
サウジでは国王が首相を兼ねるのですが、ご体調のよくない父王の代わりに国政を取り仕切っていた皇太子が首相に就任し内閣改造を行いました。皇太子が国王存命中に首相になることは、過去に前例があるそうです。
カショギ事件とは・・・・
サウジ国籍だけどトルコ系でグローバルな武器財閥の一員のカショギ氏がおりまして、ダイアナさんの最後の愛人だったドディさんとは同族のおっちゃんでした。
カショギ氏は、ジャーナリストをカバーにしてアメリカの諜報の仕事をしていたのがモロわかりの人なんですが、サウジと仲の悪いトルコの大使館で行方不明になりました。容疑者として起訴されたのががサウジの皇太子という変な事件でした。
例えるなら、在日駐米大使館員でCIAの局員がフィリピン沖で視察中に行方不明になったので、アメリカの御家族が日本の官房長官を訴えるみたい感じでしょうか。
しかも原告がカショギ氏の御家族ではなく、カショギ氏の婚約者でした。婚約者と言ってますが、当初は内縁の妻と報道されていました。イスラム教徒は4人の妻が持てるのに結婚しなかったのは、不思議なことです。
そもそも、イスラム教のスンニ派でもワッハーブ派は、イスラム宗派のなかでも特に戒律が厳しい派で、ISISが穏健にみえるほど苛酷らしい。婚前性行は死刑とかそういう戒律じゃなかったでしたっけ。お二人はプラトニックな関係だったのかな。
カショギ氏の婚約者に弁護団がついたということは、勝ち目があると見込んだのでしょうが、いったいどうやれば勝訴できるのか意味不明な案件でした。
カショギ氏の死後の西側は、アメリカのサウジ大使館の前の道路をカショギ通りに名称を変更するとか、G7で非難決議を出すとかキレ方がすごかったですね。英米欧と世界報道が、サウジ皇太子のことが大嫌いだということは全力で伝わってきましたね。
ああ、サウジでカラー革命をやろうとしたけど、責任者が死亡して失敗したのでキレまくったのね、と万民が察せらえるほど、わかりやすい反応でした。
とりあえず、サウジアラビアに対して、ねちねちとインネンをつけるのはやめるらしい。
エプスタイン関連のファイルの大量公開を裁判所が命令
藤原直哉@naoyafujiwara
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11月19日
エプスタイン関連ファイルの大量公開を裁判所が命令
以上
バイデン政権の方向性が変わってきたというより、日本もそうですが世界が徐々にノーマルになりつつあると思う。