山崎メモから見る小和田夫妻の立ち位置
雅子夫人が生む子は女子であることは、事前にわかっていた
山崎メモ
山崎拓さん。この方はメモ魔で、毎日毎日、誰と会って何を話したかとか詳細にメモをびっしり書きためていました。そのメモををそのまま本にしたのだけど、その中に、おもしろい記述があります。
2001年 11月
YKK秘録
9日、海上自衛隊の補給艦を含む3隻がインド洋にむけて出航した。
11日18時20分~20時の間、首相公邸で小泉首相と夕食懇談を行った。
小泉首相は次の5点について方針を述べた。1 テロ特措法以外の国際貢献策としてのPKO協力法改正については一任する
2 雅子妃殿下のご出産がちかいことから皇室典範の見直しを可とする
3 第二次補正予算案は成立させるが、会期延長させずやってほしい
4 特殊法人の生理と都市基盤整備後段等公団の一本化、住宅金融公庫等の廃止を断行する。
5 当面内閣・党の人事をいじることは考えていない。
(P236より抜粋)
愛子内親王が誕生したのは、このメモの一か月後の2001年12月 1日。
「雅子妃殿下のご出産がちかいことから皇室典範の見直しを可とする」
つまり、生まれてくるのが女子であることは小泉は把握してたのがわかります。
小和田夫妻の立ち位置
雅子出産に合わせ、宮内庁で小和田夫妻が会見を開くという前代未聞の厚かましさ
雅子夫人の母・優美子は、本来皇室財産であるはずの雅子のブローチを拝借して会見にいどんでいました。皇族のつもりなんでしょうね。しかし、記者から、生まれたのが女子だと聞いて、茫然とする小和田夫妻。
生まれてくる子が親王ではなく内親王であることを小和田夫妻が知らなかったのは、このときの反応でわかります。当然、雅子夫人も徳仁皇太子(当時)も知らなかったのでしょう。
政府にとってその程度の存在なのです。