USスチール問題でわかったアメリカの本音
USスチール問題

おさらい
・名門鉄鋼会社のUSスチール。かつての名門企業も、競争力がなくなり運営が不可能な状態になったUSスチール。やってけないということで会社を身売りに。
・アメリカの会社が名乗りを上げますが、買収後は「社員を解雇、高炉はスクラップにして売却、土地は更地に」なるのは必至の経営方針。USスチール側は、「えぐすぎて無理」と断る。
・そこで日本製鉄が手を上げます。中国の鉄鋼会社を育てた実績と安定した技術と雇用形態に高い評価が付きます。
・「技術移転、高炉や設備の新調、社員の雇用継続、役員も馘首せず、社員全員に70万円のボーナス支給、株保有者は市場の2倍で購入」めっちゃ好条件。USスチール社員、役員、株主、市長も感動。
・やすやすと成立すると思いきや、アメリカ政府が待ったをかけます。理由は「安全保障上の問題があるから」
・買収が成立しない場合、日鉄側が900億円の違約金を支払うことに。
あれ?同盟国じゃなかったの?

アメリカの没落の理由
USスチールの社員さんたち
現場の声:雇用と会社と町を守るには、日本製鉄による買収しかない


アメリカの一般人の認識
USスチールについて、ツイッターでアメリカ人が何を思ってるのかアメ側のニュースの英語ツイートリプを覗いてみたら
「外国に売るなどけしからん、売国止め!」
「我々はWW2で勝ったのだぞ?なぜ日本に売らなきゃならんのだ」
「あのCEOは自分に入るはずの報酬が入らないと知って癇癪を起してる、従業員の事など考えてない」
「日本のほうが技術が上なんて事があるか!」
「20億ドルかけるなどと言ってるが業界ではその程度は当たり前」
などなど。やはり一般のアメリカ人は現実が見えていない。もちろん現実が解かってる人もいた
「その20億ドルがUSSに無いから倒産寸前なんだ」
などのリプもあるが少数だ。そして売るなと言う大多数の支持を集めなきゃいけないのがアメリカの大統領なのである
以上
落ちぶれたという自覚がないあの国は、もうダメなのかもしれない。
アメリカ政府の見解「日本は同盟国でも属国でもない敵国」
バイデン大統領「安全保障上の問題があるので認めない」

トランプ大統領「投資は認めるが買収は認めない」
株を持つのはいいが、買収は認めないらしい。

ようは、わが国は、今もアメリカにとって、敵国だということです。
日本に置いてる米軍が、日本を守るわけないじゃないですか。
そのころ日本では
雪の中のガンダム

以上
仏像とかガンダムとか、あちこちで巨大な彫像が建立する今の時代は、アメリカを看板にしたグローバルな何かの圧力に苦しんでいます。奈良時代の「唐」という超大国の圧力と危機感を感じていたころの時代被るんですね。あのころも奈良に大仏を建立しました。
あのときは、勝手に唐が「女性問題」で自滅してくれました。
今度もそうあってほしい。