2人の教皇の絆
初めてのアウグスチノ会出身
初めてのイエズス会の教皇が先代のフランチェスコ教皇でした。今度の教皇のレオ14世は初めてのアウグスチノ会出身だそうな。

Wikiより:アメリカ合衆国出身だが、2015年にペルーの国籍も取得しており、アメリカ合衆国・北米出身者そしてペルー市民としては初めての教皇である。アウグスチノ会出身としても初めての教皇となった。
英語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語を話し、ラテン語とドイツ語を読む事が出来る。
アウグスチノ会とは、托鉢修道会
聖アウグスチノ修道会は、聖アウグスティヌスの作った会則に基づいて修道生活を送っていた修道士のグループが、13世紀半ばに合同して成立した修道会。ドミニコ会やフランシスコ会、カルメル会と並ぶ托鉢修道会として知られる。
日本には1584年に初めて上陸し、キリシタン迫害の時代には多くの殉教者を生んだ。そのうち金鍔次兵衛神父は、2008年11月24日に長崎県長崎市の長崎県営野球場で行われた列福式で福者に列せられた。
宗教改革の火蓋を切ったマルティン・ルターもアウグスチノ会だそうな。レオ14世の教皇就任直後のスピーチがラテン語ではなくイタリア語だったそうですね。革新的というより実利的なのかもしれない。
南米の教皇が2代続いた
フランチェスコ教皇はアルゼンチン出身の初のイエズス会教皇。
今度のレオ14世はペルー国籍を持ちペルーでの活動が長かった初のアウグスチノ会の教皇。

共通しているのは、南米出身あるいは国籍、質朴な暮らしを続けていたこと。
Wikiをよむと、フランチェスコ教皇の異様な引き立てがあったのはうかがえますね。フランチェスコ教皇の登極後、出世街道を驀進してます。教皇の価値観が即、人事にあらわれるんですね。
・2014年11月3日、教皇フランシスコにより、ペルーのチクラーヨ教区の教区使徒座管理者に任命。翌月、教区司教座聖堂にて司教叙階。スファル教区名義司教となる。翌年からチクラーヨ教区の司教を務める。
・2019年に教皇庁聖職者省委員に任命
・2020年には司教省委員に任命
・2023年に第266代教皇フランシスコにより教皇庁司教省長官、教皇庁ラテンアメリカ委員会の委員長に任命、枢機卿会議で枢機卿に叙任。
・2025年2月、教皇に次ぐ最高位である司教枢機卿に任命。
「フランシスコがロベール・プレヴォスト(現ローマ法王レオ14世)を枢機卿に指名した日である」

以上
新教皇の弟「教皇が亡くなった1、2日後くらいに、彼は『3人組』の『ファイナリスト』になったと聞いた」

Yoooooooooooo ☠️☠️☠️☠️☠️
Vindication upon vindication: these guys keep saying the quiet part out loud
“I heard he was a ‘finalist’ in a ‘group of 3’ roughly ‘a day or two after the Pope died’.” -new Pope’s brother#toldyaso pic.twitter.com/fu4PgJGRbU
— Timothy Gordon (Rules for Retrogrades Show) (@timotheeology) May 8, 2025
以上
コンクラーベ前のプレヴォスト枢機卿を、「次期教皇になりそうな枢機卿」の予想の中に入れていた報道はほとんどいなかった。しかしバチカンでは、フランチェスコ教皇崩御直後から、有力候補の3人の中に入っていたらしい。
悠仁さまの大学進学の件もそうですが、内部の事情と報道とのズレがありますね。厳格に運営されてる組織というものは、そんなものなのかもしれない。
プレボスト枢機卿が第267代ローマ教皇に選出されたことを受諾した直後の映像
まるで映画。プレボスト枢機卿が第267代ローマ教皇に選出されたことを受諾した直後のシスティーナ礼拝堂での貴重な映像。
その後、パオリーナ礼拝堂で一人祈りを捧げるレオ14世教皇。
枢機卿一人ひとりと挨拶を交わすレオ14世教皇の隣の隣には菊地功枢機卿のお姿も!



まるで映画。
プレボスト枢機卿が第267代ローマ教皇に選出されたことを受諾した直後のシスティーナ礼拝堂での貴重な映像。
その後、パオリーナ礼拝堂で一人祈りを捧げるレオ14世教皇。
枢機卿一人ひとりと挨拶を交わすレオ14世教皇の隣の隣には菊地功枢機卿のお姿も! pic.twitter.com/S982091Ain— Rosarinn (@rosarinn) May 9, 2025
以上
ペルー在住が長かったということは、フジオリ大統領の改革も知ってるはずだし、現地での日系人の評価が高いことも知ってるはず。日本人枢機卿の要職への抜擢があるかもしれないと、ちょっとだけ期待したい。
世界中が煙突とともに見守ったカモメ一家

イタリアは、昔トリ占いがあったエルトリア文明があった土壌がありますから、何かを示唆してるのかもしれない。