ブラックマンデーがキタ
① 先週末16日、ムーディーズが米国債を格下げ

5/17 ロイター 米国債、ムーディーズが最上位から格下げ ホワイトハウスは批判
-格付け会社ムーディーズ・レーティングスは16日、膨らみ続ける36兆ドルの債務の持続性に懸念があるとして、米国債の格付けを最上位の「Aaa」から「Aa1」に引き下げた。見通しは「安定的」とした。
https://jp.reuters.com/world/us/FEXGX22BWRNC5HUPHEBLRKMKJ4-2025-05-16/
※転載以上
② 週明けの市場でパニック売り
伏見顕正・伏見文庫@fushimibunko
【やっぱり来た。令和のアメリカ・ブラックマンデー】

時差13時間遅れアメリカのNY市場が開いた。先週末のムーディーズの格下げを受け理論通りの米国債のパニック売りで始まる。米国債30年物の金利は5%突破。米国株も売られればドル安となりトリプル安の悪夢再び
トランプ破れたり
【意外と株は買われると言う見方も】
これは究極の選択で米国債や社債は買えない。ファンドのキャッシュを遊ばせておけない為「取りあえず株」と言う選択。米中関税「仮合意」の実態は「90日間限定の休戦協定」。90日後にはまた習近平VSの関税報復合戦が始まりその頃にはインフレが進行している

【株もトランプの間は長期的に暴落する】
トランプ「ウォルマートは昨年、予想よりはるかに多く稼いだ。関税の影響を顧客に転嫁すべきではない」
ウォルマートは減収減益決算になる事が確実なので同社株は売られる。
アメリカ国民の年金401K(株式で運用)は株価が下がれば年金受給額も即、下がる
【リーマンショック以来の世界金融危機を招く恐れがある】
18年ぶりとは2007年(ブッシュ政権)にサブプライムローン(住宅不良債権)危機に端を発したリーマンショックです。EUでは「ギリシャ債務危機」日本ではトヨタと竹中平蔵による「派遣切り」「年越し派遣村」の記憶が生々しいです

【トランプによるアメリカ経済に対する自傷行為】
同盟国を守る軍事大国と言う西側諸国の信用があったからドルは基軸通貨で居られたのです。同盟国を守るのは止めるけど基軸通貨国で居たいと言う我儘は西側自由主義国や自由貿易国は認めない。トランプはアメリカ経済の「リストカット」をしているのと同じ愚行です

【リーマンショックの時の世界経済は復元力があった】
ギリシャ債務危機はメルケルが強いドイツ経済で尻拭いした。世界金融危機を止めたのはのポールソン財務長官に頼まれた中国No2の王岐山が国内に「不動産バブル」を作り中国の急成長で世界経済に需要喚起したからです。今とEU、中国の中は最悪

以上
③ 毎度おなじみの「債務の上限」が迫る
5/19 株価、国債、ドルの暴落は目前。「債務の上限」危機でトランプはついに失権か!
山田順
※一部抜粋転載
すでに、アメリカ政府の手元資金は枯渇寸前となっている。枯渇する「Xデイ」が本当に来れば、政府の機能は停止し、職員の給料も払えなくなる。なにより、新規国債が発行できなくなるので、金利上昇とともに、株価をはじめとする金融資産、ドルそのものも暴落する。
ベッセントが議会に公表した資金繰り動向から見ると、7月4日の独立記念日の休暇明けから議会が夏季休会入りする8月9日までが、「債務の上限」の引き上げ決定のヤマ場になると見られている。
https://x.com/adachi_hiro/status/1924276026521403668
以上
これがクリアできなければ、アメリカが財政破綻する可能性が高いらしい。
再び、ドル安、米国債安、米国株安の三冠王になるかもしれないとのこと。
世界中の国債10年利回りが上昇している
世界中の国債10年利回りが上昇している
国債暴落はアメリカに限った話ではないんだよなぁ。

米国債だけ暴落していたら流石に肝を冷やしていたところ。 旅は道連れ世は情け
以上
今現在、アメリカ市場が開いてから数時間しかたってない。
為替も株もこれからなのかもしれない。