「革命」の原動力
英米欧の侵略主義に翻弄されつづける世界
イランに限らず中東、アフリカもそうですし、ソ連崩壊後のロシアもそうなんですが、英米欧が侵略し、その後、資源を強奪し全力で中抜きにかかる。
その後、民族主義が勃発し英米欧が追い出され、独裁政権が続くというパターンが多いですね。
で、英米欧がまた植民地を取り返そうとして「カラー革命」とかを頑張ってる。イランもそう。

イランの場合
1796年、カスピ海沿岸で力をつけたアーカー・ムハンマド・ハーンがサファヴィー朝滅亡後のイランを統一し、ガージャール朝を興した
1839年と41年 イギリスが南方から侵略し、イランを半植民地化。
1901年にイランで石油が発見。
1907年 領土分断。イギリスとロシアの間で英露協商が締結され、イラン北部をロシアが、イラン南部とアフガニスタンをイギリスが支配することが決められた。
1921年 レザー・シャーがテヘランでクーデターを起こし、1925年にパフラヴィー朝が始まった
第二次世界大戦後、米国によるイラン政権転覆
CNN 米国による過去のイラン政権転覆 その時に起こったこと
(CNN) イスラエルがイランへの一斉攻撃を開始して以来、後者の政権交代を求める声が高まっている。米国のトランプ大統領とイスラエルのネタニヤフ首相は、イランの最高指導者ハメネイ師を標的にする可能性にも言及している。
多くのイラン国民は、米国が過去に自分たちの国で強行した政権交代を直接経験している。
結果として、当時以下のようなことが起こった。
https://www.cnn.co.jp/world/35234450.html?ref=rss
以上
ざっくり抜き出すと
・民主的に選出されたイランのモサデク首相は、油田の国有化を公約に掲げていた。英米は激怒した。
・1953年、CIAとSISは親国王派勢力をまとめ、モサデクに対する大規模な抗議行動を組織した。これにはすぐに軍隊も加わった(※インドネシアのスカルの失脚と同じコース)。
・同年、米国が支援して起こしたクーデターにより、モサデク首相が失脚。
・モサデクを失脚させた後、米国は傀儡としてパーレビを立てる。しかし、統治が続くと反米感情が高まった。

・イスラム革命がおこり、国王は亡命。

・聖職者による統治、神権政治が始まり今まで続いてる。
「貧富の差による憎悪」が謀反や革命の原動力だった
牟田口廉也(fake)空腹実現党総裁 STAY MAYMYO@renya_mutaguchi
イランの「イスラム革命前はこんなに自由だった」という絵面はアフガンでも見る。しかしこれ謳歌できたのは一部の特権階級や富豪だけで、貧富の差による「憎悪」が革命の原動力になっていたことを割り引いてみる必要はある。

Iran before the Islamic revolution pre 1979 pic.twitter.com/okAGmyEAsB
— TaraBull (@TaraBull808) May 16, 2025
以上
天安門事件の反政府デモの実情は、「民主化を要求したから」ではなく、「経済改革によって生じた開きすぎた格差に対する憎悪と批判」だったらしい。

そして、トランプに投票した一定層は、「トランプがどんな奴かは知ってはいたが、自分たちの国を壊した連中への復讐のために」トランプに投票したらしい。

うちらの国でも、国民を外資産業に治験に差し出し、毒物と知りながらワクチソをうたせまくって緩慢な虐殺に加担し、年金資金をインサイダー取引に使い切り、カネが出せないから福祉を削り安楽死の法整備を始め、国の資産や企業を外資に底値でたたき売りつづけた自民党。
豊かだった日本を破壊した自民党もまた、アメリカやかつてのパーレビ王家のようになる可能性は高い。

みんなにバレてるサル芝居の「米騒動」。進次郎効果に期待とか・・・これ、自民党は、CIAアメリカと傀儡のアホしかカードがないってことやで。終わってるで。

団結するイスラム諸国
「今日ほどスンニ派とシーア派が団結しているのを見たことはありません。「イスラエル」は20億人のイスラム教徒が一つになるなど予想していませんでしたが、それは起こりつつあります。起こりつつあるのです」

しかし、イスラム教の国々は時として団結するけど、王族がイギリスに取り込まれていることや、利権関係でイスラエルや欧米に対して報復ができないので舐められ切ってる。
シリアの陥落、ガザ虐殺も止められなかった。
アジア代表として欧米とタイマンを張るかつての大日本帝国のような存在がイスラムの国々にあらわれない限り、次はサウジ、次はトルコ、と、一国、一国、英米欧に食われていくことになるんよね。
関係ない話
白いカラス現れる
白いカラスが2羽 発見の男性驚き

滋賀県長浜市南部の集落で白いカラスが2羽姿を見せている。地元の男性(69)が13日朝に電柱に止まっているところを発見し、「最初はゴイサギかと思ったが、まさか白いカラスだとは」と驚く。白いカラスは「神の使者」とも呼ばれ、幸運の兆しとして知られる。
伝説の「白烏」だ!
伝説の「白烏」だ!
帝王が祖先を敬うと、瑞祥の「白烏」が出現する。漢章帝、斉高帝のときにも出現記録がある。
呉の薛綜の「白烏頌」にいわく、
粲焉白烏,皓體如素。宗廟致敬,乃胥來顧。
粲焉たる白烏、皓體 素の如し。宗廟 敬を致せば、乃ち胥な來顧す。
『梁書』「范雲傳」にこうある。斉の高帝の御代(479~482)、白烏が献上された。賢者の范雲(451~503)に訊ねたところ、「王者敬宗廟、則白烏至(王者 宗廟を敬へば則ち白烏 至る)」と答えた。帝はちょうど祖廟に詣でたばかりであり、天の瑞祥の正確さに感動した。 さて本朝でも何かあったのだろうか
以上
改元がありますように。