「王(アメリカ)殺し」へ向かう世界
二極化した世界
世界は①「ロシア制裁に参加した国」vs②「ロシア制裁に参加しなかった国」に分かれました。
①はG7=金融列強、②はBRICs=資源列強、を軸としています。
コロナ後、①から②へパワーがシフトしましたね。
アメリカのデフォルトがカウントダウンが始まった気配がありますが、核を所有し、アメリカのドルが基軸通貨である以上、アメリカは覇権国家=王、なのですが、世界が「王殺し」に入った予感が止まりません。
王(アメリカ)殺しの季節
ケニア大統領「うちの国の国民さんへ。ドルを売ったほうがええで」
InDeepさまより「近いうちに「膨大なドルと米国債の破棄」が起きる? ケニアの大統領が、自国民に「即刻ドルを処分するよう」演説で通達。その理由とされているオペレーション・サンドマンとは…」
ケニアの大統領は 3月25日、すべての自国民に対し、保有している可能性のある米ドルは、今後数週間以内に価値が劇的に下がるため、処分する必要があると発表した。
以上
オペレーションサンドマンとは
InDeepさまより「近いうちに「膨大なドルと米国債の破棄」が起きる? ケニアの大統領が、自国民に「即刻ドルを処分するよう」演説で通達。その理由とされているオペレーション・サンドマンとは…」
オペレーションサンドマンとは
噂によると、オペレーション・サンドマンは、142か国すべてが同じ日に、ドル通貨を拒否し、貿易でのドルの支払いの受け入れを継続することを拒否することで、「米ドルを眠らせる」というもので、その噂が長く流れ続けていた。
ちなみに、ハル・ターナーさんは、「ドルでの取引が停止される」という方について書かれていますが、SNS などを見ますと、もっと物騒なことが書かれているものもあります。
ツイッターより
ご存じない方のために説明すると、オペレーション・サンドマンは、100以上の国が協力して、保有する米国債を同時に売却し、米国に送り返して米ドルを崩壊させることに合意しています。この物語は 2週間前に公開されたばかりです。準備をして下さい….。
以上
「噂」ですけどね。でも、このままいくと、大企業や投資家が所有している米国債を売り浴びせた結果、米国債が暴落することはあり得る感じ。
ブリックスとサウジアラビア
歴代のサウジ王とアメリカのお約束「石油の決済はドルで」「その代わり王朝維持のため協力」
サウジアラビアの初代さんとチャーチル卿。2歳しか違わないんですよね。
「石油の決済は絶対ドル」。これが、基軸通貨ドルを支えていました。仮にOPECのドンであるサウジが、石油の決済の通貨をドル以外でもOKと決めた場合、ドルは暴落し、アメリカはデフォルトしてしまいます。
「石油の決済はドルで」「その代わり王朝維持のため協力」、産油国の王族はオイルマネーで遊んで暮らせたし、アメリカさまは覇権が維持できるしで共存共栄できたのですが、昨今、アメリカさまはカショギという工作員を使ってサウジでカラー革命を起こそうとしたり、サウジの皇太子に何かにつけ言いがかりをつけたりしたので、両国の関係がよくありません。
サウジはOPECのドンですが、建国以来、日本と同じで防衛や外交をほとんど英米に依存してきたので、一本立ちができないんですね。当分の間は、庇護してくれる超大国が必要なのですが、アメリカに代わる国といえば、ロシアか中国しかないわけで、ロシアはウクライナ戦争で余力がないとなると、チャイナしか残っていません。
2022年7月 サウジアラビアがBRICSへの参加を申請
サウジ、エジプト、トルコがBRICSへの参加を申請した。
イラン・アルゼンチンは申請済。
2022年8月 キンペーちゃんがサウジを訪問
国賓待遇で、かつてない規模で歓迎したそうな。
2023年3月11日 サウジアラビア、中国を介してイランと和解
以上
3月29日 サウジアラビア 上海協力機構に参加
3月29日「サウジアラビアは上海協力機構に「対話パートナー」として参加することに同意したと国営メディアが水曜日に報じ、中国との政治的関係の緊密化を示す最新の兆候となった」
以上
3月29日 サウジアラビア、中国に製油所を建設
Insider Paper@TheInsiderPaper
NEW 🚨 Saudi Arabia’s oil giant Aramco signs deal to build $12.2 billion oil refinery in China – reports
サウジアラビアの石油大手アラムコ、中国に122億ドルの製油所を建設する契約を締結-報道
以上
サウジアラビアとシリアとも和解
青山貞一@TeiichiAoyama
おどろくなかれ、スンナ派の雄(サウジアラビア)とシーア派の雄(イラン)は、中国の仲介で仲直りしたが、おどろきはそれだけでない、実は当初資金までだしてシリアを攻撃してきたサウジが、何とアサド大統領のシリアとも和解し、ラマダンの日にシリアにサウジ大使館をオープンするという。青山貞一
以上
3月31日 中国とブラジル「貿易取引業務におけるドル取引の放棄」
アメリカへの緊急の新たな経済的打撃
「中国とブラジルは、貿易取引業務におけるドル取引の放棄を発表しました」
以上
世界経済フォーラムに参加したサウジ外相は「これからもアメリカとはうまくやりたいと思ってるんや」と発言させており、猶予を与えてはいるのですが・・・
この流れの先には、サウジ「ドル決済やめるわ」になると思うんですけどね。しかしそれをすると、アメリカさまは「イスラエルに命じて、核をリヤドに打ち込む」と思う。水面下では、サウジはイスラエルとの和平も進めているという噂もあるのですが、我が国と同じく、サウジもまた、アメリカさまの金融破綻による自主的なデフォルトを待ってるのかもしれない。
4月9日 日銀新総裁就任
日本の独立は、ここから始まると期待してる。