ゴールは「デジタル農奴制」
20世紀ソ連解体、21世紀アメリカ合衆国の閉店
覇権国家の役割を放棄するアメリカ
日本経済新聞 電子版(日経電子版)@nikkei
3/8 トランプ政権、留学生向け奨学金を停止 日本人にも直撃
3/8 トランプ大統領、ドイツ駐留米軍の撤退検討 英報道
3/11 米対外援助、8割打ち切り - 国務長官が表明

以上
西側の間には、アメリカが世界秩序と守り、民主主義という最も先端的な制度に導く、同盟国は金も軍も援助して守る、だからとりあえず同盟国はアメリカに従う、という暗黙の約束事がありました。
しかし、第二次トランプ政権になってからは、そんなもん俺たちかんけーねー、とばかりに責任と負担を放棄し始めています。政治家ではなく実業家、起業家が政権をとったからでしょう。イーロンもトランプも実業家の目でアメリカを見ており、資産を回収したうえで倒産させようとしてるんだろうな。
トランプの役割はゴルバチョフと同じ

ソ連解体後、衛星国たちが解放されたように、アメリカにある意味依存していた旧西側の国々も解放、というより自立を促されています。北欧が軍事同盟を結び核を保有しようという動きがあるほか、EUもアメリカ抜きでの国防を考えています。
トランプはかつてのソ連の解体手続きを施行したゴルバチョフの役を担ってるのでしょうが、トランプはゴルバチョフとは違い、ごくまじめに北アメリカの皇帝になろうとしてるのが透けて見えるんですよね。
「ディープステート」から「シン・ディープステート」へ
※InDeep様より転載
ディープステートは解体され、さらに悪い「シン・ディープステート」の時代が解き放たれる
(中略)ピューリッツァー賞を受賞した作家であり、ジャーナリストのクリス・ヘッジス氏という方の文章で、「ディープステートの粛清と独裁への道」というタイトルの長い記事です。(中略)
内容は強烈です。
これからのアメリカが進む方向を明確に示しています。
今までも書いていますが、これは共和党だからとか、民主党だからとかと関係する話ではありません。保守派だ左派だというような対立の話でもまったくありません。
※https://indeep.jp/new-ds-2025/
※転載以上
トランプとイーロンによる「革命」の第一歩は、大量の官僚や公務員の馘首から始まりました。
新政権が、軍隊と公務員から「反革命分子」を一掃することは、ナチス政権成立後のナチス、イラン革命のホメイニ政権、ロシア革命のボルシェビキと同じであること、神権政治へのロードマップが酷似してることは多く指摘されています。
クリス・ヘッジス氏のレポート(InDeepさまより転載)
左派であれ右派であれ、すべての革命運動は古い官僚機構を解体する
ディープステートの粛清と独裁への道
The Purge of the Deep State and the Road to Dictatorship
Chris Hedges Report 2
025/02/24
※一部転載
ドナルド・トランプ氏によるディープステートの解体は、さらに悪いものの形成を告げるものだ。
トランプ政権のディープステートに対する戦争は浄化剤ではない。
それは、諜報機関、軍事化された警察、世界最大の刑務所システムや略奪的な企業の圧政から自分たちを解放することや、大規模な監視体制を終わらせることではない。
今の方法では、権力者や富裕層に責任を負わせる法の支配は回復されないだろう。国防総省の約 1兆ドル (約 150兆円)に及ぶ膨れ上がった不当な支出は削減されないだろう。
左派であれ右派であれ、すべての革命運動は古い官僚機構を解体する
ドイツのファシストやソ連のボルシェビキは権力を掌握すると、官僚を徹底的に粛清した。
彼らはこれらの機構を、権力の絶対的掌握を阻む敵と正しく見ていた。
これは一歩ずつ進むクーデターだ。今、アメリカは自らのクーデターを起こそうとしている。
ソ連やナチスドイツの初期のように、後衛戦がトランプ氏に公然と敵対する裁判所やメディアで繰り広げられている。
(中略)
トランプ政権の最終的な標的はディープステートではない
標的は、独裁的な支配を妨げる法律、規制、議定書、規則、そしてそれらを施行する政府公務員だ。
妥協、限定的な権力、抑制と均衡、説明責任は廃止される予定だ。
政府は統治者の命令ではなく公共の利益のために設計されていると信じる人々は追い出されるだろう。ディープステートは指導者カルトに奉仕するために再構成されるだろう。
ざっくり抜き出すと「トランプ革命」とは
独裁を超えた神権政治へ
・トランプの新しいシステムが導入されると、法律や規制はトランプ大統領の言うとおりになる。
・連邦選挙委員会、消費者金融保護局、連邦準備制度などの独立機関は自治権を失う
・妥協、限定的な権力、抑制と均衡、説明責任は廃止
・国に使える公務員から、カルト支配者に使える公務員に入れ替え
公務員、官僚の大量粛清の目的は、
・監視と保護を骨抜きにすること。
・政府の運営のルールを定める何千もの法律を回避すること
・保守パートナーシップ研究所がまとめたデータベースからの「忠誠者」で連邦の役職を埋めること
・有利な政府契約を手渡される民間企業(マスク氏やブラックロックなど)を豊かにすること

合衆国の全データーがイーロン・マスクのビジネスに利用される可能性
「X Money と Visa の提携が発表されて数週間後、DOGE は数百万件の納税申告書を含む機密の IRS データへのアクセスを要求した。それらのデータには社会保障番号と住所、個人の収入額、負債額、所有資産、子供の親権契約などの詳細が含まれている。
悪意のある人の手に渡れば、この情報は商業化され、武器化される可能性がある」
そして、南北戦争前の南部風の「農奴と主人の社会」になる
・大量に追放された不法移民にかわり、アメリカ人が農奴となる
・学校での「キリスト教」や「愛国的」価値観の教育、社会福祉制度の骨抜きにより、「完全な服従を要求する主人」と「農奴」の社会が作られる。
・医療業界や製薬業界などの略奪的企業は、無力な国民を搾取し略奪することを認可。
・旧体制の空洞化した残党 ― メディア、民主党、学界、労働組合のは無力化する
カルト化が進む

「クラウディア・テニー下院議員が提出した「トランプ大統領誕生日および国旗記念日の祝日制定法案」は、今後の動向を予兆するものだ。
この法案は、6月14日を「ドナルド・J・トランプ大統領誕生日および国旗記念日」を記念する連邦の祝日に指定するものだ。次のステップは、偉大な指導者の特大肖像画を掲げた州主催のパレードだ」
※https://indeep.jp/new-ds-2025/より
以上
計画的に倒産させたあと、国はトランプが、アメリカの資産はブラックロックが、情報と技術はイーロンがとる約束なのかもしれないですね。
「トランプのアメリカ」は、独裁を超えた神権政権を目指してるように見えます。
ソ連崩壊した後は、レーニン像などを引き倒して撤去しましたが、アメリカの場合は、逆行してトランプ像が乱立するかもしれません。

ロシア大好きトランプは、デジタル帝政ロシア農奴制、デジタルソ連、を目指してるのかもしれず、もしくは、オスマントルコ(オスマン朝トルコ)、サウジアラビア(サウジ朝アラビア)、北朝鮮(金氏北朝鮮)風の専制君主の王朝、「トランプ朝アメリカ」にしようとしてるのかもしれない。
一見、トランプのアホ丸出しの政策や外交は、トランプがアホなのではなく、革命・社会工学・広告のプロが書いたロードマップなのかもしれません。
死刑も復活、ギロチンで処刑も復活、強制収容所グアンタナモの準備は万全。
第一次トランプ政権で逮捕されたDSは一人もいません。
グアンタナモに送り込まれる人たちは、ディープステートではなく、反トランプ思想の人たちでしょう。
世界恐慌になりそうな予兆
①食糧危機
・・・不法移民がいなくなったので収穫ができなくなった
②関税合戦で資本社会が崩壊する予感
・・・関税をかけるということは、消費増税と同じ意味を持つそうです。ハイパーインフレ待ったなし。
トランプを暗殺した場合はもっとひどくなる。
副大統領のバンスは、貴族のトランプとは違い野蛮人なので、アメリカは、ムカベ大統領統治下のジンバブエになりそう。

北アメリカの未来は動乱の予感しかなくて震えるほどコワイ。
(( ;゚Д゚))ブルブル
関係ない話
お前らか、俺を青森上空で30分待たせたのは


つがいの鹿ですね。
無事、生き延びてほしい。