ノルウェー王家の結婚
王太子の妹さんのスピリチュアル婚
王制度の支持率が81%(2017年)から、今週は68%に低下(国営テレビの世論調査)
王家の支持率低下の原因の一つがノルウェイ王太子の妹王女さんのご成婚。
【オスロFP=時事】ノルウェーのマッタ・ルイーセ王女(52)が31日、シャーマンを自称する米国人男性デュレク・ベレット氏(49)と結婚式を挙げる。代替医療の信奉者同士の結婚に、ノルウェー国民は眉をひそめている。
※転載ここまで
自称「霊能者で天使と会話ができる」王女と、自称「シャーマンの6代目」のアフリカ系米国人カップル誕生。この結婚により、王女はハリー王子夫妻のように王族を引退するらしい。
マッタ・ルイーセ王女
王女「私はとてもスピリチュアルな人間で、それを受け入れてくれる人と一緒にいられるのは本当に素晴らしいこと(インスタに投稿)」
ハラルド国王とソニア王妃の長女。王位継承順位第4位。前夫との間に3人の娘がいる。
自分には霊能力があり、天使と会話できると主張。この「才能」を活用し、著書や講演で利益を得ている。
今回の結婚により、王女は公務から引退。王女のタイトルは維持するが、夫には王族として認めず称号も与えない。夫妻は王家のイベントに参列できるものの、王女のタイトルを使って商売はできなくしたらしい。
ベレット氏
米カリフォルニア州出身。
ベレット氏の主張
「シャーマンの家系の6代目」「自身の前世は古代エジプトのファラオ(王)で、マッタ・ルイーセ王女はその妻」
「がんは選択の問題(著書より)」
「自分は、メーガン妃同様、人種差別の被害者」
「白人が私たちにあらゆる憎しみと殺害予告を送ってくる。王室に黒人男性が加わるのを見たくないからだ(2022/06 インスタに投稿)」
氏は、女性の膣に過去の性的パートナーが残した「刻印」を取り除くためのエクササイズを推奨し、ウェブサイトでスピリチュアルグッズを販売中
国王ハーラル5世とソニア王妃が会見
ソニア王妃
「アメリカ人は王国が何たるかを知りません。ですから、彼が(王室とのつながりを利用することが問題になると)思い至らなかったことは不思議ではありません」
「アメリカ人は、ここで必要な振舞いが理解できないのです。彼は、我々に一切相談することなく自分の好きなようにできると考えていました」
「意見が同じでなくても、我々はお互いに好意を持っています」
「家族は今、新しく良い形で、より近くなったと感じています」
「デレクは素晴らしい男性で、楽しい人です」
※https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/norway-queen-sonja-said-americans-have-no-ideaより抜粋
実はソニア妃も平民で、今のノルウェイ王夫妻も貴賤結婚でした
当時王太子だった今のハーラル5世国王さんは、実業家の令嬢のソニアさんと交際してましたが、ソニアさんと結婚したら王位継承権を失うかもと悩んでたらしい。エドワード8世のように、王冠を捨てる度胸はなかったらしい。
王太子から相談を受けた当時の政府は、実業家の長女だった正田美智子と結婚した日本の皇室を参考にして、日本でうまくいってるみたいだし、いいんじゃね、ということで結婚を認めたらしい。
戦前は、イギリスのエドワード8世は平民の離婚歴のある米国人女性との結婚をするため王位を放棄しましたが、戦後からは事情が変わり、離婚歴のある女性や一般人と結婚する王位継承者が続出しました。貴族と結婚した王位継承者の例の方が少ないんですね。その嚆矢となり雛形を作ったのが、明仁上皇と美智子夫人の結婚だったといえるかもしれない。
話を王女の結婚に戻しますが
王女の結婚式は、風光明媚なノルウェー西部のホテルで執行され、スウェーデンのビクトリア皇太子夫妻ら350人以上の招待客が出席。
🇳🇴 La princesse Märtha Louise de Norvège et son époux Durek Verrett confient leur bonheur à la presse. Vive les mariés ! @PointDeVueMag 💕 pic.twitter.com/BBhlMZ4ByL
— Thomas Pernette (@ThomasPernette) August 31, 2024
ご多幸をお祈り申し上げます。