2018年イグノーベル賞・ノーベル賞受賞と京大の時代
2018年09月13日 イグノーベル賞
「座った姿勢で大腸の内視鏡検査を受けると苦痛が少ないことを自ら試した」堀内朗医師 医学教育賞
人々を笑わせ、考えさせた研究に贈られる今年のイグ・ノーベル賞の発表が13日(日本時間14日)、米ハーバード大(マサチューセッツ州)であった。座った姿勢で大腸の内視鏡検査を受けると苦痛が少ないことを自ら試した昭和伊南(いなん)総合病院(長野県駒ケ根市)の堀内朗医師(57)が、医学教育賞を受けた。日本人の受賞はこれで12年連続となった。
賞金は10兆ジンバブエドル×1枚
ジンバブエドルは超がつくハイパーインフレの末、2015年に廃止された。
「ファンドがあるわけではないので、寄付や授賞式のチケット代などで運営費をまかなっている。賞金も基本ゼロで、受賞者が授賞式に出席するための飛行機代などの費用も、全部自腹です」
2018月01日 ノーベル賞
医学生理学賞に本庶佑氏 京大特別教授
https://mainichi.jp/articles/20181002/k00/00m/040/030000c
スウェーデンのカロリンスカ研究所は1日、2018年のノーベル医学生理学賞を京都大高等研究院の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授(76)と米テキサス大のジェームズ・アリソン教授の2氏に授与すると発表した。
本庶氏は免疫の働きにブレーキをかけるたんぱく質「PD-1」を発見し、このブレーキを取り除くことでがん細胞を攻撃する新しいタイプの「がん免疫療法」の開発に結びつけた功績が評価された。
以上
昨年は、日本国籍をもつかたの受賞はありませんでしたが、日系英国人のカズオ・イシグロさんが文学賞を受賞しました。
ここ数年、毎年、日本人、日系人の受賞がコンスタンスに続きます。
賞金は約1億2500万円
『文化功労者年金法』と『文化功労者年金法施行令』として年金ももらえるらしい
・金額は350万円で終身
・制度の趣旨から一身専属[本人のみということです]
スウェーデン王家主催の晩さん会
燦々と輝くティアラをつけ正装した王族主催の晩さん会。
スウェーデンをはじめ、北欧の社会福祉国家は、じつは武器輸出で稼いでいる国でもあるんですね。つまり、アフリカをはじめ、ほかの大陸で流れた血と不幸をもとに、白人のユートピアを作ったのが、北欧の社会福祉国家ともいえそうです。
近年は、いろいろと事情を知った結果、スウェーデンで開催される年末の授賞式、晩餐会は、国を挙げての贖罪のように見えます。
左翼はやたらと「見習え」を連呼しますが、模範しろといわれてもなあ、、、。武器輸出ではなく、車や家電など、民間での需要をもとに経済大国となった日本こそ、見習うべき対象ではないのかな、と。
ノーベル賞受賞者に話を戻しますが、本庶佑氏は、京都大学を出た方なんですね。
京大ゆかりのノーベル賞受賞者は10人に 「自由な学風」が生み出す
本庶佑氏がノーベル医学・生理学賞を受賞したことで、京都大ゆかりのノーベル賞を受賞した研究者は10人となった。大学出身者(卒業生)別では、京大はトップの東京大(8人)に迫る7人に。しかも京大の受賞者はすべて自然科学分野で、同分野だけで比較すると東大は5人。西の最高学府に位置づけられる京大は、「自由な学風」として知られ、これまでに世界的な研究者を生み出してきた。
https://www.sankei.com/west/news/181002/wst1810020009-n1.html
京都大学の卒業式
官僚は東大、学者は京大、って感じでしょうか。
創造とユーモア、ノーベル賞受賞した先生たちも、イグノーベル賞を受賞した先生たちも、同じところから来ていると思う。
アドビのソフトや、インターネット、翻訳機、などの進化によって、おおくの技能が飽和し、人間の職業が奪われつつありますが、コンピューターやロボットになくて、人間にあるものの一つが創造でありユーモアだと思うんですね。
これを持っている人が、ロボットやコンピューターに仕事を奪われることなく生き残る人なのだと思うんですね。
いずれ、京大の時代が来ると思うわ。