メディアにとって、選挙はお祭り、稼ぎ時
私がTBSの内定者だったころ、1ヶ月間選挙特番に配属されたことがあった。
その時は、まだ大学生で、夏休みだし、バイト代欲しさと暇つぶしくらいに思ってたんだけど、
そこで印象的だった言葉が、「選挙はお祭りなんだよ」ってこと。
私の母は、読売新聞の社員として定年まで働いた。
彼女も同じことを言ってた。
選挙期間中、テレビ局は視聴率が上がるし、その視聴率を上げるためにたくさんの工夫をする。
舞台裏はてんてこ舞い、徹夜漬けで駆け回ってる。
でも、P(プロデューサー)たちはみんなホクホク顔。
メディアにとって、選挙はお祭り。=金になる。
なぜなら、スポンサーがその枠を大金で買ってくれるから。
スポンサーのほとんどが所属してるのは、経団連。
経団連はかねてから改憲しろ、自衛隊の存在意義を明確にしろ、と提言してる。
日本にある多国籍企業(株主は外国人)が、海外に持っている企業の利権(イラクなどの石油エネルギー利権)を守るために、米軍と、それに協力する自衛隊の軍事力を高めようとしてる。
こういったスポンサーに金をもらっているテレビが、改憲の話をネガティブに取り上げる可能性がどれだけある?
もちろん末端の現場で働いている社員や契約会社のアルバイトたちは、何も知らない。
俺たちの時代で改憲を実現させるぞ!みたいなムードに飲まれてなんだかわからないうちに加担させられる。
ザイオンス効果と言って、人間は多く触れている情報に好感を持ち、信じやすい傾向がある。
これを利用している典型がテレビCM。
こういう相手と私たちが勝負しなくちゃいけないなら、
戦略を練ってお金をかけて、既存のメディアをジャックするくらいしないと無理だよ。
以上
関係ない話
月面のような紙皿が道路に落ちていた