米中半導体戦争と相次ぐ工場火災
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米中半導体戦争
mei@mei98862477
米中半導体戦争
半導体は完全なる安全保障問題となり、ここでの覇権を失った側が滅ぶと言われておりますが
鍵を握るTSMCについて
全世界のチップ供給過半数を握るTSMCへ🇺🇸はiPhoneからペンタゴンの兵器迄依存
この状態が危険視され改善が求められていますが🇨🇳も同じ状態
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先端技術をTSMCとSAMSUNGしか持たない今アメリカと中国どちらがTSMCを押さえるかで熾烈な争いが起きてます
中国が今恐れるのは、自国半導体技術が2世代遅れている中、アメリカに最先端工場が出来ると半導体技術で中国が遅れ
今や軍事技術的に必須の半導体で西側に遅れを取る可能性を恐れてます
米国上院軍事委員会は先日「新興技術とその国家安全保障への影響」に関する公聴会を開催し、グーグルの元CEOであるシュミット氏は、台湾の旗半導体メーカーTSMCがアメリカの国家安全保障に不可欠であると指摘した
「中国の首を押さえる」だけでなく、国家の安全保障と密接に関係している
また、昨年「American Foundries Act of 2020 」を導入した共和党上院議員のトムコットンも、CCPが台湾に注目している為、米国が台湾のチップに大きく依存するのは非常に危険だと指摘
北京が世界で最も重要なチップメーカーであるTSMCを支配しないようにする必要があるとした
これも半導体中国パージの一環☟
売電政権日本韓国台湾の旗等と「半導体・バッテリー同盟」
売電は2月末、重要部材のサプライチェーンを見直す大統領令に署名
中国依存の供給網から脱却し、日本や台湾の旗等アジア各国と協力し調達体制を整備
半導体 EV用バッテリー レアアース等を対象に供給網強化
こうして見るとアメリカ議会は全会一致でTSMCの重要性、依存への危険性をTrump政権時から認識し継続して対策を続けているのが分かります
アメリカ議会はチップ製造の継続的な減少が経済成長と国家安全保障を危険に晒す事を認識し各種法案を提出しています
日本政府も認識して頂きたい
2030年までにデジタル技術で世界を支配するという中国の野心は台湾の旗アメリカ欧州旗韓国日本に絶望的に依存しています
これらの国々は半導体の設計と製造機械を事実上独占し、中国はこのバリューチェーンの消費者に過ぎません
中国の電子チップを飢えさせ、その技術的野心を打ち砕く事が可能
Trumpはこれを理解し中国への供給を遮断し、売電も政策を継続
結果、中国はチップ不足によりHuaweiはモバイル製造計画を縮小せざるを得なくなり、5Gビジネスにも影響しています
また、中国は独自の半導体を作ろうとして失敗しました
この為、必死に台湾の旗から技術者を引き抜いてます
TSMCは米国に6つの新しい製造工場を開設する予定です
最初の工場は、120億ドルの投資でアリゾナに拠点を置く流れ
建設は今年後半に開始される予定で、Intelも活発に活動
これは、最近の米中紛争でのチョークポイント
上手く行けば半導体戦争の勝負が着きそうです
この様な流れを受け
世界各地の政府が半導体工場建設に補助金を出そうと慌てて動く
半導体不足で自動車業界等が支障をきたし、供給を台湾の旗だけに依存している状況が限界に来たからです
アメリカ議会で米軍高官が台湾の旗を中国が乗っ取る事が米軍の太平洋地域での最大の懸念と表明した事も影響
以上
やさい2020@WPvB9I0hymQVwof
日本は自前で出来るはずなのに、この流れにでてこないのはなぜ考えている顔?
以上
mei@mei98862477
日本国内は苦しいですなぁむしろ経産省が台湾もうでを何回も何回もして、本命のチップ製造工場は断られ、なんとか研究開発拠点を作って貰いましたと
https://diamond.jp/articles/-/265286
動機としては「自給率を上げたい、これをきっかけにしたい」的な
以上
相次ぐ半導体工場の火災
3月20日 ルネサス、車載半導体の主力工場で火災 対策本部を設置
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ19DEP0Z10C21A3000000/
半導体大手のルネサスエレクトロニクスは19日、主力の那珂工場(茨城県ひたちなか市)で火災が発生したと発表した。
先端品を扱う直径300ミリメートルの半導体ウエハーに対応した生産ラインが被害を受けた。同工場は車載半導体の主力工場で、操業停止が長引けば世界的に不足が続く車載半導体の供給に影響が出る可能性がある。
4月6日 ルネサスが愛媛の工場で半導体、代替生産
https://www.sankeibiz.jp/business/news/210406/bsc2104061745009-n1.htm
半導体大手のルネサスエレクトロニクスが、那珂工場(茨城県ひたちなか市)の火災で生産停止している自動車向け半導体などについて、西条工場(愛媛県西条市)で代替生産する方針を固めたことが6日、分かった。自社工場の生産能力を活用し、供給減を最小限に抑える。
4月5日 旭化成、半導体工場復旧断念も…火災の損傷激しく 供給不足拍車か
https://www.sankeibiz.jp/business/news/210405/bsc2104050621008-n1.htm
旭化成は、火災で操業を停止している宮崎県延岡市の半導体工場について、既存の建屋の復旧断念を検討していると明らかにした。損傷が大きいためで、今後は新工場の建設も含めて検討する。復旧断念に至れば、半導体の世界的な供給不足に追い打ちをかける可能性もある。
工場ではオーディオなどに使う高密度集積回路(LSI)を製造しており、音響メーカーや自動車メーカーなど幅広い業種の製品に採用されている。旭化成は、2021年3月期連結決算に火災関連として176億円の特別損失を計上すると発表していた。
半導体は、新型コロナウイルス禍でいったん落ち込んだ自動車販売の回復や、第5世代(5G)移動通信システムの普及などで需要が急拡大し、品不足に陥っている。
供給面でも混乱が続き、3月には自動車向けで高いシェアを占める半導体大手ルネサスエレクトロニクスの那珂工場(茨城県ひたちなか市)で火災が発生。復旧には3~4カ月かかる見通しで、自動車生産への悪影響が懸念されている。
4月7日 半導体大乱の中で台湾TSMCの工場が火災…「再稼働には時間かかりそう」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0f1bea3b64785675e6f2890c4a88b265784e421
世界最大の半導体委託生産(ファウンドリー)企業の台湾TSMCの工場で火災が発生した。
自由時報など台湾メディアが1日に伝えたところによると、前日午前9時50分ごろに台湾北部新竹科学団地にあるTSMC第12工場で火災が発生し停電状態となった。
これらメディアは工場の変電所で原因不明の火災が起こり下請け企業の従業員1人が煙に巻かれ窒息し病院に搬送されたと伝えた。
火災を受け消防車両数台が現場に緊急出動して消火作業を行った。火災が起きたのはTSMCの研究開発と試験量産工場という。
同社は「生産に支障はない」と伝えたが、業界専門家らは第12工場の完全稼動には多少時間がかかると予想した。
以上
あいつぐ、半導体工場の火災と、米中半導体戦争は、関係あるんじゃないのかな。