転載|共働きとか夫婦で子育てしてる人間はこれから死ぬって話をする
※Twitterより
共働きとか夫婦で子育てしてる人間はこれから死ぬって話をする
第一の理由はテクノロジー環境の変化だ。いま最も開発が進んでいるのは「超高度人材の指示で動く機械」である。なにをするのかと言うとバイトに指示を出す。具体的には Uber のシステムとかな
このポジションは元々「中くらいの人間」が働いている場所である。一部のパワーカップルを覗いて共働き系の家庭は仕事にフルコミットできないので、基本的に中くらいのポジションに収まる事が多い。これは環境に対して相当不利に働く
需要が高まるのは「超高度人材」と「バイト」である。Uber のシステムを作れるエンジニア、そして UberEats で食事を運ぶ人間、どちらも強い需要がある
こうした傾向はAIの導入によって他の職業に広がっていく。トラックの運転手も「AIトラックの先導ができる運転手」と「後続のAIトラック群」になる
だが荷降ろし段階はしばらく人の手がいる。なのでトラック運転手はおそらく「AIを先導する高度人材と荷降ろしバイト」という形になる可能性が高い
中レベルの知的作業をこなせるAIの登場は、世界をおおむねそういう世界に変えていくだろう
第二の理由は「情報格差」だ。
世界が高度人材とバイトに分かれていく過程の世界で重要なのはなんだ?
それは「どの仕事がいち早くAIを導入するか知って避けること」である。大学を卒業して就職5年後にAIが入ってきて皆殺しにされるとか目も当てられないだろ
そしてそういう情報を得る方法は2つある「内部情報」と「噂」だ
一つ目は単純で、家族に超高度人材が1人居れば情報の入手に困ることはない
もう1つは家族が7~8人居て近所に親戚も住んでる。
大勢の情報を統合すれば、集合知でおよそ正しい情報が手に入るということだ
だが超高度人材を得たいなら、共働きより夫を仕事にフルコミットさせる片働き家庭の方が圧倒的に有利だし
家族7~8人となると共働きより一族総バイト型のほうが圧倒的に強い。
情報戦という土俵では、余暇時間の少ない共働き家庭は圧倒的に不利で、世情の変化に対応できず、すり潰される可能性が高い
第三の理由は直前で書いたが「余暇時間が無い組織には発展性がない」という問題だ。
人類の発展は余暇によって発生してきた、これは国家や企業そして家庭と、組織の規模を小さくしても変わらない
共働きと片働きでは、収入は同じでも可処分時間に大きな差が発生する。夫が8時間働いて世帯年収800万の家庭と、夫と妻が合計16時間働いて800万の家庭では、収入は同じでも時間がない
時間は非常に重要なリソースだ(全部ゲームや動画視聴で潰すバカも居るが)時間がないと成長や発展が全く起こらない
健常な片働きの場合、妻が作った余暇で夫が勉強することで収入を増加したり、情勢を見て転職の計画を建てたり、妻が余暇を使用して肉体を鍛えるなど、様々な方法で家庭をより頑健にする余裕がある
だが共働きは基本的に仕事と育児で手一杯なので、発展性が全く無く、徐々に世間から取り残されがちで
男性が育児参加をしていた江戸時代の日本が、男女分業していた欧米列強に大差を付けられたように
新しい働き方を提唱していたドイツのエネルギー産業が、ロシアの天然ガスが止まっただけで機能不全を起こし、冬に冷水シャワーを浴びるほど落ちぶれたように「余暇の無さ」は組織を弱体化させる
第四に「交友関係の縮小」がある。
昭和の男性を見てれば分かるんだけど、発展期の男性って子供と遊ばないのよ、外で男とゴルフしたり釣りしたりキャバクラ行ったりするんだけど、そうすると「産業を超えた大人の交友関係」が増えるわけ
その関係を通じて仕事が広がっていくことで、国家全体がどんどん発展していき好景気になる
すげー当たり前だけど「子供なんかと遊んでも楽しい以外得るものが無い」男が子供と遊び始めたら国は終わりだよ。先進国の豊かさを支えるのは暇と遊びを通じた男性ネットワーク
ドイツのエネルギー産業の低迷がこれよ。ドイツは教育に力を入れて高度人材を育成してるし、女性も活用してるから労働人口も多い、更に移民を入れて多様性もある
これだけやって「まともにエネルギーが確保できず、冷水シャワーを浴びざるを得ない」状態なのは何故かっつーと、旧世代と違って男性のネットワークが無いから
当たり前だけど人間は「能力」より「協力」なんだよ。コネクションの方がインテリジェンスの100倍強い
1人の男性が子供の面倒見ながら5倍勉強するより、週末に接待ゴルフやって5人友達作って、そこで「○○やりたいんだけど良い方法ないかなぁ」って言ったら「それなら△△社さんなら出来るんじゃないかな」って返ってくる。そういう社会の方が圧倒的に問題解決速度早いのよ
ドイツはこういう個人間ネットワークの価値を軽視して、国家や企業で作るネットワークばかり強化していた。その結果が現状の落ちぶれよ
俺はこれを「コミュニケートの共産主義国家化」って考えてる。
個人の経済活動を軽視して落ちぶれた共産主義国家と本質的に同じミスである
このあたりの理由で、共働き家庭、そして共働き国家はこれから死んでいく
(もちろん片働きを上っ面だけ真似して余暇を全部動画視聴で溶かすバカ家庭も死ぬ)
生き残るのは「高度人材寄りの片働き家庭」と「一族総バイト家庭」
そして、それを推奨する国家だろう
※https://twitter.com/satetu4401/status/1570916600467030018
転載以上
これからの産業
将来的には大型の3Dプリント車両が工事現場に朝来て、造形して夜に帰る
移動式3Dプリント M3DP(Mobile 3D Printing)の研究が進んでいます。現行の建設3Dプリンターはクレーンのような設備をまず据え付ける必要がありましたが、この方法だとそれが不要です。将来的には大型の3Dプリント車両が工事現場に朝来て、造形して夜に帰ってくみたいな未来があるかもしれません。 pic.twitter.com/8AyOokItvJ
— ナムチャン/南原 徹也@甲子化学工業 (@namchan_koushi) September 12, 2022
果物をドローンのカメラで認識して、昼夜問わず収穫
農業の収穫現場がSFの世界に近付いてきてます。果物をドローンのカメラで認識して、昼夜問わず収穫してくれるシステム。収穫時期に不足する人員や高所位置での収穫課題に貢献してくれます。今はリンゴで実証段階中です。人材獲得が更に難しくなっていく中、ロボでの自動化が欠かせないです。 pic.twitter.com/61vmsLIsDl
— ナムチャン/南原 徹也@甲子化学工業 (@namchan_koushi) September 11, 2022