第二次世界大戦はオカルト合戦
「誰も知らなかった日本史」
霊媒だったヒットラーが最も恐れたのは、チャーチルでもスターリンでもなく、霊能者のシュタイナーでした。恐れるあまりに毒殺してしまいます。
当時、金融&魔術集団のフリーメイソンの最大の敵は、自在に神界を動かせる稀代の霊能者・王仁三郎だった感がありますね。全力で潰しにかかってきました。世にいう大本教弾圧です。教祖夫妻、次期教祖夫妻は逮捕、拘留。教団の施設は爆発物をつかって破壊。それはもう、ドえらい目にあったのです。
こちらは、出口王仁三郎氏の子孫の方の著書で、何度か読み返してます。
改めて読み返すと、大本弾圧時期にロックフェラー二世が京都を訪問していたとか、王仁三郎が「調書がフリーメイソンの手に渡ったので弾圧は終わるだろう」と言ってたとか、先の大戦はオカルト合戦だったと改めて思いました。
著書の主題の一つ、孝明天皇が行っていたとされる切紙神示というのは、紙を特定の方法で切り分けてそれを並べて文字を作り、和歌や霊言を上から降ろしてきて将来を占うものだと管理人は理解しました。これは、霊能者かある程度霊能力がないと、むつかしい感じ。占い手の霊能力や教養の幅で左右されると思う。天皇家は祭祀王ですから、孝明天皇は正確に降ろすことができたことだと思う。
北朝と偽皇統
出口王仁三郎の実父と言われてる有栖川宮は、皇女和宮の元婚約者で、睦仁親王の死が公開されていれば、有栖川宮が天皇に即位していたほど天皇家の中枢にいた皇族です。
左は有栖川宮、中と右は出口王仁三郎。落胤とされてるだけあって、やっぱり、似てます。父子でしょう。
認知はされませんでしたが、認識はされてたみたいですね。
今の皇統は、薩長の上層部(大久保、西郷、伊藤博文)が作った偽皇統で、山口県田布施の大室が明治天皇とすり替わって以後、成りすましながら続いています。
孝明天皇のあとの睦仁天皇が亡くなっても、北朝にはほかに健全で壮健な皇位継承者の親王もいたので、偽物を迎える必要などなかったのですが、当時は薩長と背後にいる英国に押し切られてしまい、共通認識になってしまいました。
本物の北朝の皇統皇族は、この偽皇統に協力する代わりに(順守されたかどうかは別として)、①北朝宮系の男子を養子を入れる、②北朝の宮家から皇后、を約束をしてた可能性があります。
三笠宮家、有栖川宮家、秋篠宮家
過去記事に取り上げてますが、鬼塚英明氏によると、大正天皇の第三皇子の高松宮殿下(昭和天皇の弟宮)は、有栖川宮家からの養子の可能性が高いらしい。有栖川宮家が断絶したとき、まだ学童の年齢だった親王が有栖川宮家の遺産と祭祀を継承しました。高松宮家が断絶した後、祭祀を引き継いだのが秋篠宮家です。
大正天皇の第四皇子の三笠宮殿下は、有栖川宮幟仁親王と酷似しており、
その子孫たち、次男の桂宮も、
三男の長女の承子女王も、有栖川宮家の方に酷似してます。
鬼塚氏は三笠宮の実父は当時の宮内相だった牧野(娘婿が吉田栄作、その孫が麻生太郎)だろうと推測してますが、管理人は、高松宮殿下と同様、三笠宮殿下も有栖川宮家からの養子だと思っています。
そして、北朝皇族に酷似した秋篠宮様は北朝宮家からの養子だと思う。
ナルちゃん以外のお子様方、文仁親王、清子内親王は、正田美智子の実子ではないと、古くからいわれてましたね。
出口王仁三郎は、今の天皇(当時のヒロヒト天皇)が偽物だとは知ってたらしい。でも、それでもええがな、と達観していたそうな。王仁三郎は稀代の大霊能者でしたから、将来、皇統が北朝に戻ることはわかってたのかなと思うんですね。実際、順当にいけば、皇統が文仁親王に移り、元の北朝に戻ります。そこまで、王仁三郎は、見えてたのだと思う。
2人のヒロヒト
出口王仁三郎の道名(紅卍道教会の自動筆記で降ろされる)は、「尋仁。裕仁(昭和)天皇と同じく、ヒロヒトとも読めます。非物質界の頂点に立つ、もう一人のヒロヒト天皇でした。
裕仁(昭和)天皇と出口王仁三郎は、奈良時代、聖徳太子と、クーデターで父天皇が暗殺された後、東北に亡命し修験道を開いた蜂子皇子みたいな関係にちかいかもしれない。
出口王仁三郎は、歴史の針がほんの少しブレていたら天皇になった人でしたが、出口王仁三郎は、空海以上の霊能者。あの国難の時代、天皇にになるより、霊能者として自由に活動したほうが良いということで、天は、そういう割り振りにしたのかもしれない。
話を戻しますが、この本。まったく大本を知らない人には、難解かもしれませんが、決して「オカルトと言われてる世界」と「現実の政治歴史の世界」、「皇室」と「霊能者のいる世界」が分離されてるわけではなく、ごく普通に陸続きになってることがわかりますね。
今更ですが、当時は、大本教は今の創価学会以上に拡大しました。良子皇后陛下の側近が大本教の信者であることもあり大本の本を献上し、皇后もお読みになっていたらしい。平清盛は上皇の落胤だったのであれだけ平家は栄えることを許されたとされていますが、ごく普通に、昔から皇統の落胤が認知され活動し、その一人が、出口王仁三郎なのだと思う。
線引きは何か?
ヒットラーが恐れたシュタイナーは毒殺されましたが、出口王仁三郎は(拘束されたり、拷問されたりしましたが)殺害しようと思えばできたのに殺害されなかった。ロックフェラー2世に渡ったであろう調書の内容を読めば、自分達の霊言予言と重なることが多かったのかもしれないし、「本物の霊能者の本気の祟り」を恐れたのかもしれないし、王仁三郎が本物の皇統の落胤だったからかもしれない。
イルミナティは、一般人をごみのように殺害する反面、邪魔であっても離脱しても絶対に殺害されない人もいるのね。日本フリーメイソンの初代グランドマスターだった鳩山一郎の孫の鳩山由紀夫氏は、アメリカに反抗したにもかかわらず、今も生存していますが、弟の鳩山邦夫氏はなくなりました。鳩山由紀夫氏は養子、邦夫氏は実子です。イーロンマスクの乳母だった女性も、脱会後もまだ生存しています。彼女の実父はスペイン王族でイルミナティの上位のメンバーで、霊能者だったらしい。
イルミナティ・フリーメイソンの中に、何らかの線引きがやはりあると思う。