小池家の従姉妹と格差
芦屋の中流階級が住む町の一つの敷地に、小池家の長男家と次男家が住んでいたそうな。
次男家の娘さんが、ユリコちゃん。
長男家の第三子が、咲子さん。ユリコちゃんより二歳年下。美人さんだったそうです。
「ユリコとは全く似ていなかった」
よりによて、咲子は子供のころから、絵から抜け出たように美しかった。うりざね顔で色が白く、鼻筋が通っている。何よりも切れ長の大きな眼をしていた。
ユリコとは全く似ていなかった。
「女帝 小池百合子」 石井妙子
絶対にかなわない従姉妹
祖母さんは、服や着物を買って着せてはほめそやし、咲子さんばかりをかわいがったそうな。
一方、ユリコちゃんは、生まれつき顔にあざがありました。
「集団で子供たちが登下校をしていても、ああ小池さんのおうちの子だって、遠くからでもわかって。その……、目につきましたから。かわいそうで。女の子なのに」
「女帝 小池百合子」 石井妙子
学童時代、学生時代、留学時代を知る方々の、ユリコちゃんの印象は、「地味だった」「目立たなかった」で統一されています。
ユリコちゃんは英語を得意としていましたが、ユリコちゃんがどんなに甲南で勉強しても英語のスピーチコンテストに出ても、アメリカンスクールに通い英国のパブリックスクールに留学する咲子さんには、当然かないません。
咲子さんとご両親は、きっちりゴールと方向性を決めて、進路を決め、計画的に学習プログラムを組んでいたことがわかりますが、「壊れていた」次男の勇二郎さんは、行き当たりばったりで、それにユリコちゃんも振り回され続けます。
ユリコちゃんのご両親は、長男家にライバル意識を持ち常に張り合っていたため、ユリコちゃんも振り回されます。次男家の挑戦に、長男家も受け立つ。異常な親類付き合いが地続きの敷地で火花を散らしていました。
咲子さんが日舞を習うのなら、うちのユリコはバイオリン、咲子さんがロンドンに留学するなら、うちのユリコはカイロ、という風に、次男家は長男家に対して張り合いますが、ユリコちゃんはアラビア語も習得できず、英語も中途半端で、大学も卒業できませんでした。ユリコちゃんの人生と性格は、「壊れていた」父親と、異常なくらいにプライドが高い母親によって振り回せれながら形成されたと思われ。
普通に整形していたと思われ
後年、エジプト時代、同居していた早川さん(仮名)は、来日し、政治家になったユリコちゃんの本をみて「大きな二重の目、整った歯並び」に仰天します。「この子は誰?」
ユリコちゃんは、整形した可能性がありますね。タレント業をするかたの整形手術は珍しくないですし、別に問題ないんですけどね。
気になるのは、ユリコちゃんと咲子さんは、子供のころは似ていなかった。
でも、大人になった2人は、にてますね。
左:小池咲子さん、右:ユリコちゃん
似ているのは、近い血族だからということもあるでしょう。それに加えて、ユリコちゃんの、メイクのせいもあるかもしれません。もしかしたら、ユリコちゃんは、美人さんだった従姉妹さんを真似て、従姉妹さんに似るようにしているのかな、と、思うこともあります。
ユリコちゃんが整形したら、たまたま、従姉妹に似たのだろうか。
あるいは、ユリコちゃんが、従姉妹に似るように整形し、メイクも真似たのかな。
咲子さんの死
ユリコちゃんが政治に転向したころに、咲子さんは異国で亡くなったそうです。
その後、ユリコちゃんの運が爆発的に開けてきます。
政治家になり、大臣になり、都知事になり、、、、
なんとなくですが、咲子さんの運や人生を、ユリコちゃんが横取りしたような印象を受けますね。
キャスター、代議士、大臣、都知事、、、英国のパブリックスクールに留学するほど賢い咲子さんなら、そつなくこなせたのではないでしょうか。安定した愛情を受けながら育った咲子さんのほうが、情緒も安定してたと思います。
持って生まれた霊能力や呪術を使い、人の運を食い、因縁をすり替えながら生き栄えながら生きる人、たまにいますね。何人か知ってます。最後は破滅しますけどね。
ユリコちゃんがそうだとは言いませんが、もしかして、ある時期から、「地味で目立たない」ユリコちゃんは、「華やかで知的で才能あふれる」咲子さんになり切りながら生きてきたのかな、と思うところが、なきにしもあらず。
気になるところではある。
本日のアマビエさま
お菓子になったアマビエさま
作り手さんのキャラがでますね。