確率は2割
未接種者は、ほぼ20%
先進国の接種率は、だいたい8割前後が多いですね。つまり、未接種者は2割前後と言うことになります。どんなに政府が頑張っても、接種率はここで止まってる感じ。打たない人は、何を言われても打たないのです。
わが国では、別に強制されていないのに、同調圧力で打ちまくる人が続出し、あっというまに8割。腰を抜かしましたね。DSの陰謀なんですが、あえて自壊に進む大衆心理と言うのは何なんでしょうか。
個人とは別の何かが働くのかな、と思ったりする。何度も、掲載してますが、小松左京さんの小説を転載します。
内部的危機が、人類という種全体の、一般的根源的状態になったら
「神への長い道」小松左京
P132~
「エジプト第六王朝の時・・・・・・」と所長はつぶやくように言った。「その前代まで、極めて健康で明晰で、建設的に進んできたエジプトの社会が、突如として大変な内発的な危機におそわれたのです。——みんな、生の意義を見失い、老いも若きも死にたいといい、子供は産んでくれないほうがよかったのにと親をうらみ、こんなくだらない世の中に生きているより、死んだ方がましだといって、大勢の人間がナイルに身を投げ、ナイルの水は、一時死体でのめなくなり、ナイルの鰐どもは、自殺者に飽食したといいます・・・・・・」
(中略)
「別に外部からの危機が人々をうちのめしたわけじゃありません。建設されて、七、八百年たったとき、突然帝国の内部から、そういう現象が起こり始めたのです。——-くだって日本の十世紀から十一世紀へかけても、平安末期の世界でまったく同じことが起こっている。末法の世がくるというので、人々は滅法穢土をきらってひたすら浄土に憧れ、百姓は田をすて、村をすて、家をすて、巡礼しつつ早く死ぬことを願い、熊野の那智の海では、補陀落渡海と称して、大量の人々が船に自らを箱詰めして沖へ出、またたくさんの人が身を投げ・・・・・・」
(中略)
老人は肩をすくめた。「危機におそわれた部分を切り捨て・・・・・・というよりは、勝手に自滅するに任せ、それによってまた、精神と肉体との健康なバランスを繰り返してきたんじゃないですかね?——個体数が増えすぎて集団移動の発作にかかった齧歯類が、海の中へつっこみたがる奴はつっこませて”種”社会の内部圧力を下げるみたいな・・・・・・」
「しかし・・・・・・」彼はドアのところで、ちょっと立ち戻って、振り返った。
「その内部的危機が、人類という種全体の、一般的根源的状態になったら、どうなるんです?
転載以上
「その内部的危機が、人類という種全体の、一般的根源的状態になったら、どうなるんです?」
答えが出ましたね。先進国以外の国では接種率は様々なのですが、社会病理も含め最先端にあるのが先進国ですので、サンプルケースになると思う。
答えは、8割が危機に同化し、2割が残るということ。
そして、「ほぼ20%」が、淘汰に生き残る確率だったのだと思う。
健全な人間が2000万人いれば、民族は再生できると思う。
生き延びましょうね。
ワクチソ接種してもあきらめないで