群馬県と山口県
群馬と言う国
本日もお越しいただきありがとうございます。
皇室とも政治とも関係ない話ですが、群馬とはいつからこういうキャラになったのでしょうか。
そういえば、故小渕恵三首相が、学習院にいたころのあだ名が「グンマー」だったはず。途中で転校して解放されたらしいけど、周りは、旧華族などの名門ばかりで、母上はご苦労されたらしい。
しかし、昨今、山口もヤバいんじゃないかと思えてきた。あそこの県は、たしかに薩長同盟で(とりあえずは)近代化の扉を開けたことになってるけど、トップは東京に居座り、残された山口県は、なんかこう、いまだ中世のまま足踏みしてるように見えるわ。
保守王国山口県とは
キッシーは、幹事長に就任する外務大臣の茂木さんを任命。茂木さんの後任の新外務大臣には、林芳正さんを検討 。
しかし、党内(安倍ちゃんだと思われ)では小野寺氏を推す声があり、揉めているらしい。
仁義なき戦い1 安倍家vs林家
山口県では先代から林家、安倍家&岸家で死闘が繰り広げられ、選挙のたびに、源平合戦並の修羅場になるらしい。
当選1位は安倍ちゃんのパパ、2位が林さんのパパ。当選1位しか総理大臣候補になれないから、代々の怨念が半端ない。
もともとは、実業家の一族の林さんのパパは、安倍ちゃんのパパの後援会のメンバーだったが、安倍ちゃんのパパが落選した時、出馬し、亀裂が入った。
安倍派の掟
伏見顕正・伏見文庫@fushimibunko
超大物議員の自宅は関門海峡を見下ろす下関の一等地。元の所有者は福岡で有名なパチンコ業者。 中選挙区時代は超大物議員の実父と林さんの実父が常に一位争い。超大物議員サイドの合言葉「ゴルフの時、モリに打ち込んでもいいけどハヤシには打ち込むな」「カレーライスは食べてもハヤシライスは食うな
某大物議員(安倍ちゃん)への爽やかな嫌がらせに「ハヤシライスのレトルトパックを大量に贈る」といいかも。
仁義なき戦い2 山口代理戦争”ジャッジャーン”
2017年下関市長選
https://www.sankei.com/article/20170308-RSTANSF5RNIZJOU7UNLYWFPEVM/
(小沢慶太、大森貴弘)
ザックリ抜粋すると・・・
1月9日、首相が下関市で開いた恒例の「新春のつどい」
・中尾友昭市長「首相のご理解をいただき、3期目を担わせてほしい」とあいさつ。
・しかし、安倍首相が特別ゲストとして元市議の前田晋太郎氏(40)を壇上に呼んだ。
・舞台に呼ばれた前田氏は、市長選出馬宣言。その後、首相とがっちり握手を交わした。3000人の参加者がざわめいた。
・前田後援会幹部「あの握手で潮目が変わった。首相がここまでしてくれたのだから絶対に負けられない」
・過去2回の市長選では、自民は推薦を出さなかったが、2017年市長選は、前田氏を推薦することになった。
・中尾氏も推薦願を出したが、条件が厳しすぎ(条件に憲法改正を訴えることが盛り込まれ)て断念。推薦願を取り下げさせるための、嫌がらせだったらしい。
・前田氏が公認されたため、林さん事務所は公に応援できなくなった。
・前哨戦まっただ中の2月3日、林さんのパパがなくなってしまう。
同月19日に下関で営まれた葬儀
・首相「林派、安倍派がしのぎを削る激戦」の過去に触れつつ、「好敵手でありながら父は常に林先生の優れた能力、見識、品格に畏敬の念を持っていた」と故人をしのんだ。
・中尾氏「林芳正先生の力をお借りして継続して市政を担う」と述べた。葬儀の場で市長選に言及したことへの批判も少なくないが、中尾陣営からは「弔い合戦だ」との声も出ている。
しかし、結果的に、自民公認の前田氏が市長に当選した。
このときの市長選は、安倍家と林家の代理戦争と言われている。
仁義なき戦い3 ヤクザも巻き込む
安倍ちゃんの選挙を手伝いを、報酬500万で請け負ったのが、NO1に死刑判決がでた工藤会。しかし、安倍ちゃん側は、工藤会に、実際には300万しか払わなかった。それに激怒した工藤会が、安倍ちゃんの自宅に火炎瓶をなげ込んだ。山口の政界は、そういう世界。
仁義なき戦い4 河村家の追放に成功
・二階+安倍ちゃんの圧力で、長く参議院議員だった林さん。2021年夏、首相になるために参議院を辞職し衆院選に鞍替えすることに。
・林さんは、2021年の衆議院選に出馬宣言。しかし、選挙区は、二階派ナンバー2の河村さんと重なる。
・県連は林さんを推薦。自民本部は「河村さんの息子を”絶対に当選する地区の比例”に置くから」という条件で、河村さんは引退した。
・しかし、2021年衆院選、「河村の息子は世襲だからダメだ、世襲でない杉田水脈にしろ」と、山口県の安倍&岸兄弟が、自民党本部に圧力をかけた。兄弟はレジェンド的存在の岸信介の孫。ちなみに、山口県の自民議員4人は皆、世襲。もちろん、安倍、岸兄弟も世襲。線引きがよくわからない。しかし、岸・安倍の圧力には逆らえず、選挙区とは何の関係もない”ネトウヨで鼻つまみ者”の杉田水脈を比例にした。杉田は楽々と当選した。
・河村さんの息子さんは、北関東へ国替えが余儀なくされたうえに、小選挙区で落選。しかも比例復活もできなかった。
・体よく、河村家を追放した形になった。
落選した政治家の運命
杉村太蔵は『落選議員の星』 自己破産、生活保護の元国会議員は「結構いる」
https://www.daily.co.jp/gossip/2020/10/10/0013771869.shtml
・元国会議員で、生活保護で暮らしている方が結構いる
・議員年金が廃止になり国民年金になり「国会議員に落ちたあと(選挙に)お金を使ったから、借金取りしかこない。だから生活保護
全てではないんでしょうが、世襲化や資産形成に失敗するとこうなるようです。そりゃまあ、現役議員は、”次も当選”に対して、必死になりますよね。
特定の地方で、ダラダラ世襲がつづく理由
山口県とか、麻生太郎坊ちゃんの福岡とかは、保守が強いんじゃなくて、単に領主が支配する近代以前の中世の仕組みなのではあるまいか。だから、ダラダラ世襲がつづくのではないか。田布施みたいな陰謀村もあるわけだし。
管理人の、山口県政界のイメージはこれかな
2021年衆議院選挙告知
2021年衆議院選挙運動開始
辻立ち
決起大会
ロックダウン中の投票
投開票日 結果を見守る
山口県は、田布施のような闇の部分を残している面白い国だと思う。