「ビン・ラディン」と「CIA」と「カショギさま」の輪
⑥からの続きです。
カショギさんについては、以前とりあげましたが、もうちょっと掘り下げてみたいと思います。カショギさまの履歴や家系をちょっと見るだけで、世界の表舞台で活動している人たちの正体と言うか、そういうものが伝わってくるんですね。
管理人は人種の分類については素人なのですが、カショギさまって、アラブ系に見えないんですよね。日本人にもこういう、おっちゃん普通にいそう。
それもそのはず。wikiから抜粋すると、生まれはたしかに1958年サウジアラビアのメディーナで生まれた方なんですが・・・・
・ジャマールの父系の祖父のムハンマド・ハーリド・ハーショグジー(英語版)は、サウジアラビア人女性と結婚したトルコ系サウジアラビア国籍人であり、サウジアラビア王国を建国したサウード国王の主治医を務めた人物(wiki)。
・・・・・お祖父さんは、サウジ国籍をもってはいるが、サウジアラビア土着の人でもないみたいですね。トルコ系サウジアラビア国籍人といいますが、人種的にトルコ系であるとは限りません。オスマントルコは多国籍な帝国でした。ジョンソン首相の先祖もオスマントルコの重臣です。欧州系、ユダヤ系も才能が有れば活躍できたし、改宗さえすれば能力次第で、イスラム教徒として宮中への出仕は可能だったはずです。主治医ということは、イギリス系とかユダヤ系とかの血が入ってる可能性が高いんと違うんかな。
・ジャマールの父系の親族には、イラン・コントラ事件との関わりが取りざたされた武器商人、アドナーン・ハーショグジーがいる。アドナーンは1980年代前半に米ドル換算で40億ドル相当の資産を保有していたことで知られ、高い社会的地位を築いていた(wiki)。
・・・・・めっちゃネオコンでネオリベですね。モサドの諜報員にして大富豪だったギレーヌさんの父親に通じるものがありますね。
・なお、アドナーンは祖父(ムハンマド・ハーリドの父)がユダヤ系であると言っていたことがある(wiki)。
・ダイアナ妃と共に事故死(英語版) したドゥーディー・ファーイドも父系の親族である(wiki)。
ダイアナ妃と共に事故死 した
ドゥーディー・ファーイドも父系の親族である
父親のモハメド・アルファイド氏はムハマッド・カショギ氏に次ぐ
第二位の武器商人なのです。
・・・・・つまり、武器商人の富豪の一族でもあるんですね。ネオコンとのつながりが超深そう。
・ジャマールは初等教育から中等教育までをサウジアラビア国内で受け、その後、アメリカ合衆国のインディアナ州立大学で経営学を学び、1982年に学位(BBA)を取得した(wiki)。
・ジャマールと最初の妻との間には、息子が2人、娘が2人いる。そのうちの3人はアメリカ合衆国の市民権を有している。ジャマールの子女4人は、ジャマールの暗殺後、サウジアラビア国外への出国が制限された(wiki)。
・「なお、ソ連侵攻下のアフガニスタンでは、サウジアラビア総合情報庁とアメリカ合衆国の情報員として活動していた(wiki)」
・・・・何気に、さらっとエグいことが書いてあります。サウジ国籍の人が、アメリカ合衆国の情報員として活動してたそうな。サウジとアメリカは友好国ではあるのですが、この場合、問題にならんのかな。
一言でいうと、「ジョンソン首相や岸信介のなりそこない」
カショギさま、アラブ人に見えない理由は、アラブ人ではなかったのね。
グローバルな政商の一族で、アメリカのエージェントであり、反体制運動をしていたジャーナリストのカショギさまが、サウジと仲の悪いトルコのサウジアラビア大使館で殺害されたことになってます。が、大使館に入る映像は途中でカットされてるし、遺体は出てこないしで、なんか腑に落ちないところが多すぎる事件でした。単純に、ゴルゴ13などの漫画のように、スパイが諜報戦の結果、そうなったという話ではないのかな、という印象をおおかた持つのではないでしょうか。
世界報道や人権団体(資金源はソロス系)が、「サウジの皇太子の分際でカショギさまになにしやがる」的な勢いでキレているところをみると、カショギさまは「その重要性において高貴さにおいて、世俗のサウジの皇太子より上位にあり」「特権階級的な家系の一人であり」「サウジの体制転覆=民主化のミッションを帯びたエージェントの一人」であり、「サウジアラビアのカラー革命の要の一人」だったのカナ。そして、「サウジの民営化の暁には大統領に」という予定があった可能性はあると思います。
英国のジョンソン首相の履歴をみてみましょ
・1964年6月19日、ニューヨーク市マンハッタンのアッパーイーストサイドで、コロンビア大学の学生だったスタンレー・ジョンソン(作家、欧州議会議員)と最初の妻である画家のシャーロット・フォーセット(英語版)の長男として誕生した。
先祖
・オスマン帝国末期の内務大臣だったアリ・ケマルの子孫である(父方の祖父であるオスマン・ケマルは、第一次世界大戦中にイギリス国籍を取得し、自らの母親の旧姓であるジョンソンを姓に定めた)。
・父方の先祖にはイギリス王ジョージ2世がいる。ジョージ2世の玄孫であるヴュルテンベルク王子パウルが女優兼オペラ歌手であるドイツ人の愛人のフリーデリケ・ヴォースとの間にもうけた庶出の娘が、ジョンソンの高祖母にあたる。
・父方曽祖父にジョージ・ウィリアムズ (YMCA)。
・母方の曾祖父にはロシア帝国出身のリトアニア系ユダヤ人で、アメリカで古文書学者となったイライアス・ロウ(英語版)がいる。
・彼は多国籍に渡る先祖(キリスト教徒、ユダヤ教徒、ムスリムからなる)について触れ、自らを『ひとり人種るつぼ』と称している。
以上
カショギさまの家系や役割も、ジョンソン首相のような感じなんじゃないでしょうかね。つまり、グローバルな政商であり、感覚として無国籍人=であり、闇の世界と表の世界を行き来する人であり、広い意味での傭兵であり諜報員であり同時に貴族である・・・という人。運が良ければ、ロイヤルとも縁組し、国家首脳になれるということ。
グローバルな政商たちのサークルみたいなものがあるんでしょうね。
365: 名も無き国民の声 2021/02/07(日) 05:52:23 ID:T5QP5/yo
ロバート・マクスウェル=メディア複合企業体を築いた大富豪で有名なモサドのスパイ。
ギレーヌ・マクスウェルは、ロバートの娘。
ボリス・ジョンソンとギレーヌ・マクスウェル
https://pbs.twimg.com/media/Es1TOyOVcAAHK5G.jpg
ギレーヌさんは、のちに、グローバル版プチエンゼル組織のエプスタインの相棒になります。
カショギさまも、こうしたサークルの中にいた人ではあるまいか。
アメリカのエージェントのカショギさまと、CIAが育てて捨てたエージェントのビンラディンとの関係
https://userweb.alles.or.jp/tariq/homogenous/teronewsB.html
・カショギは1980年代からオサマ・ビン・ラディンの生涯を追っており、幾度か取材している。カショギはビンラディンのイスラム主義者としての時期から知り合っており、ビンラディンがソ連軍に対しアフガニスタンで戦闘を行った1987年に取材している(wikiより)
・・・・・取材ではなく、工作員同士の接触ではないのだろうか。同じ系列のエージェントどうしでないと、インタビューとか無理でしょ。今後、世界報道を使って、ビン・ラディンだけではなく、911の責任もまるごと、サウジアラビアに擦り付ける可能性がありますね。ただ、アメリカ人のおおかたが、911は、テクノクラートによる陰謀だと思ってるらしいので、皇太子の首は取れないと思う。
カショギさまに話を戻しますが、
カショギさまの家系や履歴から見て、カショギさまは、「社会と民衆のために戦うジャーナリスト」ではないでしょう。
高尚な目的のために殉職したことにして、アンネ・フランクや、マザーテレサのような、アイコンにしたいんでしょうが、ちょっとムリゲー。
続きます。