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14日 一代一度の大嘗祭、夕方から…伊勢神宮でも祭事
https://www.yomiuri.co.jp/kaigen/news/20191114-OYT1T50176/
即位に伴い天皇が一代一度行う重要な皇室行事「大嘗祭」の中心儀式「大嘗宮の儀」が14日夕から15日未明まで皇居・東御苑の大嘗宮で行われる。
※伊勢神宮の内宮で大嘗祭当日祭の「大御饌(おおみけ)」に臨む祭主の黒田清子さんと神職ら(14日午前10時53分、三重県伊勢市で)=中根新太郎撮影
14日午前
皇居・宮中三殿で、大嘗祭を行うことを報告する儀式「大嘗祭当日賢所大御饌供進の儀」。
皇室の祭祀を担う掌典長が祝詞を読み上げた。
伊勢神宮「大嘗祭当日祭」
外宮は午前4時から、内宮では同11時から、天皇陛下の妹で神宮祭主の黒田清子さんや小松揮世久大宮司らが、米や餅、新酒、アワビなどを供える「大御饌」の祭事を行った。
大嘗祭
➀15日午後6時半から大嘗宮内の東の悠紀殿
②15日午前0時半から西の主基殿
それぞれ神々に新穀を供えて五穀豊穣や国家の安寧を祈る。
「皇后」さまも拝礼されるほか、秋篠宮ご夫妻ら皇族方も装束姿で出席。安倍首相ら三権の長、国会議員や各界代表ら約520人が参列する予定。
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秘儀の部分は中継なし、非公開
明治天皇のように、日本人でもなく皇族でもないとされている天武天皇の時から始まったとされているので、異教的な儀式の差し込みもあったのではないかな。
天照大御神から伝わる重要祭祀「大嘗祭」はこのように行われる
https://www.sankei.com/life/news/191113/lif1911130027-n1.html
平成の大嘗祭に臨まれる上皇さま=平成2年11月22日、皇居・東御苑
ざっくりまとめると
・毎年11月におこなう「新嘗祭(にいなめさい)」。天皇即位後初めて行う「新嘗祭」が「大嘗祭」。
・天皇が新穀を神々に供え、自らも口にし、五穀豊穣(ごこくほうじょう)と国家安寧を祈る重要祭祀。
起源
・日本最古の歴史書「古事記」と「日本書紀」には、皇祖神の天照大御神や古代の天皇が「新嘗の祭」を行ったとする記述あり。
・7世紀半ばまで、毎年行われる新嘗祭と大嘗祭との区別はなかった。
・7世紀後半の第40代天武天皇、41代持統天皇のときに区別されるようになった。
・以後、大嘗祭は重要な即位儀礼として歴代天皇に継承されてきた。
・戦乱や朝廷の困窮などを理由に、1466年の第103代後土御門天皇を最後に、大嘗祭は221年間、中断。
・江戸時代に再興された。第5代将軍、徳川綱吉のとき。当時在位していた第112代霊元天皇は譲位を申し出て、後を継ぐ東山天皇の即位に際し、大嘗祭の復興を幕府に強く望み、認められた。
・明治以降は、亀の甲羅を用いた占い「亀卜(きぼく)」で決まる悠紀(ゆき)地方、主基(すき)地方の新穀だけでなく、「庭積(にわづみ)の机代物(つくえしろもの)」と呼ばれる農産物や海産物も供えられるようになった。
・大正以降は全国から特産品が寄せられた。
・令和の大嘗祭では、47都道府県から3~5品ずつ野菜や果物、海産物の干物などが供えられる。地方参加が進んだ。
衣装
陛下は大嘗祭の中心的儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」に臨むため、まず身を清める「③廻立殿(かいりゅうでん)」に向かう。
その際に「帛御袍(はくのごほう)」を身につけられる。「即位礼正殿(せいでん)の儀」の10月22日朝、これに先立ち、宮中三殿で行われた儀式で着用された白い束帯。
(管理人:これが最上級の衣装ということになるのかな。本当に昔から、ピンクの袴だったのだろうか)
・陛下は廻立殿に入ると身を清める潔斎をし、最も神聖な白い「御祭服(ごさいふく)」に着替えられる。
・この御祭服は精練されていない絹「生絹(すずし)」で仕立てた装束で、陛下が自ら、「神饌(しんせん)」と呼ばれる新穀などのお供え物をささげる大嘗祭と新嘗祭のときにだけ着用される特別なもの。
・皇后さまは白い十二単姿、皇族方は即位礼正殿の儀で着用した古装束の上に、清浄を表す「小忌衣(おみごろも)」を身につけて臨まれる。
・皇族方は即位礼正殿の儀で着用した古装束の上に、清浄を表す「小忌衣(おみごろも)」を身につけて臨まれる。
(※これだと思うのですが)
儀式14日、
・各地の特産物「庭積の机代物」を供えるなど準備が整えられる。
・午後6時半に陛下が東側の「悠紀殿(ゆきでん)」に入られるところから始まる。
・皇后さまは「帳殿(ちょうでん)」、
・男性皇族は「小忌幄舎(おみあくしゃ)」、
・女性皇族は「殿外小忌幄舎(でんがいおみあくしゃ)」でご拝礼。
その後、神饌を準備する「膳屋(かしわや)」から新穀などの神饌が悠紀殿へと運び込まれる。
・陛下は悠紀殿内の内陣の御座に座り、「采女(うねめ)」と呼ばれる女性らの手伝いを受けながら、神饌を自ら供えられる。
・続いて拝礼し、五穀豊穣と国家安寧を祈る御告文を奏上した後、ご自身も米、粟、神酒を口にされる。
・西側の主基殿でも日付が変わった15日午前0時半から、同様の祭祀が行われる。
以上
※続きます。